【VTI】リーマンショックを挟む分配金の推移

株式投資
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中流層のみなさん、こんにちは。むたろうです。

「収入は平均くらいですが、会社が嫌いなのでセミリタイアしたい」をコンセプトにブログを書いています。

会社をやめるために給与以外のCF(キャッシュフロー)を育てています。

米国株ETFも簡単に銘柄分散ができるため、ポートフォリオに取り入れています。

VIGやVOOについて、買ってから10年後に高配当ETFになり得るかということを、先日記事にしてみました。そのシリーズ?の最後に、VTIについても同じことを見てみようと思います。

なお、VTIはリーマンショックも乗り越えています(VIGもですが)。せっかくですので、VTIはリーマンショック前の2005年から現在までの分配金推移を見てみようと思います。

なお、VTIの現在(2020/6/3)の分配金利回りは1.76%となっており、VOO、VIGとほぼ同程度です。

3つのうちどれかをPFに加えようか迷っています。加えるかもしれないし、加えないかもしれないし、まだ迷い中…。

→2020年7月にインデックス投資に転換

VTIの基本データ

  • ティッカー:VTI
  • 名称:バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
  • 対象:米国大型・中型・小型株
  • 運用開始:2001年
  • 経費率:0.03%
  • ベンチマーク:CRSP USトータル・マーケット・インデックス
  • 組入銘柄:3486銘柄(2020/4/30)
  • 分配金支払月:3,6、9、12月
  • 株価:155.92ドル(2020/6/2)
  • 配当利回り:1.76%(2020/6/2)

VTIは、米国の3500銘柄をまるっと買えるETFです。当然その中にはS&P500を含みます。

こちらもバンガード社が運用しており、経費率はVOOと同じ0.03%となっています。

構成銘柄上位は以下のとおりです。

バンガード社HPから

当然ですが、上位はS&P500を構成する銘柄が並びますので、VOOと変わりません。VOOが500社なのに対してVTIは3500社に分散されているので、構成割合が少し下がった程度の差です。

構成セクターは以下のとおりです。

バンガード社HPから

情報技術セクターが約1/4を占めているのも、VOOと変わりません。

過去15年の分配金と増配率

バンガード社HPは10年分しかデータがないので、Seeking Alphaからデータを持ってきました。リーマンショック前の2005年からの情報です。

やはり、リーマンショックが発生した2008年と翌2009年は減配となっています。そしてリーマンショック前の2007年の水準を超えるのは2012年ですので、リーマンショックからは4年かかっています。

2008年、2009年の減配率はそれぞれ-3.24%、-11.83%となっています。あれだけの金融危機の後ですが、大減配というほどではありません。

そしてリーマンショック前の水準に戻った2012年以降は安定して10%前後の増配率が続いています。

その2012年~2019年までの平均増配率は9.26%となっています。

また、リーマンショック直前の2007年から10年後の2017年までの増配率は、減配があったこともあり6.09%となっています。

2010年にVTIを買っていたら・・・?

10年前の2010年6月1日に54.93ドルでVTIを購入していたら、購入価格に対する分配金利回りはどうなっているか、を見てみたいと思います。

利回り比較

購入当時:2.09%(分配金、$1.148)

現在:5.78%(分配金:$3.1736)2020年見込み

VOOの6%越えまでいきませんが、VIGの4.89%は超えています。十分な高配当ぶりです。そして、含み益が100.99ドル乗っています。株価は約2.9倍になりました。

100万円の初期投資が290万円になり、年間約58,000円の分配金がもらえる計算です。

…2010年にVTIを買っておきたかったですね。。

10年前は南アフリカワールドカップを見ていて、そんなこと考えもしませんでした(笑)

VTIを今買って、2030年まで持っていたら・・・?

2030年、今から10年後を想定し、現在(2020/6/2)の価格155.92ドルとして計算します。

2012年~2019年までの平均増配率9.26%を用いて試算すると、分配金は以下のグラフのようになります。

2030年には分配金が7.692ドルとなっています。

利回り比較

現在:1.76%(分配金、$2.7463)

2030年:4.93%(分配金:$7.692)

2030年には5%に迫る利回りとなります。VOOには劣りますが、約5%なら十分と言えるでしょう。

参考ですが、2010年にVTIを買った人は2030年には以下のようになります。

分配金利回り:14.00%

またもやぶっ飛んだ利回りですね。20年という年月の力を思い知ります。

リーマンショック直前にVTIを買っていたら・・・

さて、現在の米国の株価を見ると、コロナウイルス感染拡大や全米各地での暴動での影響がないかのような上昇を見せています。もしかしてバブルなのか?近々暴落が来るのか?と感じている方も多いと思います。

そこで、VTIはリーマンショック時の分配金データもありますので、リーマンショック前の2007年6月1日にVTIを買って、10年後の2017年まで保有していたときの分配金利回りを見てみたいと思います。今VTIを買って、今年または来年に再度の暴落があった場合の2030年の分配金利回りの想定の一助にはなるかと思います。

2007年6月1日の終値は76.63ドルです。

利回り比較

2007年:1.69%(分配金、$1.2975)

2017年:3.06%(分配金:$2.343)

購入後に暴落があっても、保有し続けていれば分配金利回りは3%を超えますね。なお、2007年から2017年の平均増配率は上記のとおり6.09%です。

同じ10年後でもリーマンショック級の暴落を挟んでしまうと、平均増配率も購入価格に対する10年後の利回りも下がってしまいますね。

それでも10年後に3%あるのを高いと見るか低いと見るか、ですね。私個人としては3%ちょうどくらいは少し低いかな?と感じました。

しかし、2017年6月1日のVTIの株価は125ドルですので、含み益が48.37ドル乗っています。暴落を挟んでも10年で1.5倍以上になっています。

また、当然ですが、積み立てて買った場合を想定すると、数字は変わってきます。

【VTI リーマンショックを挟む分配金の推移】まとめ

VTIも右肩あがりの分配金推移で、安定的な増配率はVOOには及ばないものの、VIGよりは高いという結果になりました。

また、暴落を挟んだとしても、それなりの含み益とそれなりの分配金利回りを確保することはできます。

今後もアメリカと資本主義の成長が続くと仮定して投資をしている方は(私もその一人ですが)、その未来を信じて投資を続けることで報われる日が来そうです。また、比較的長期にわたって成長が低迷したとしても、15年ほど待てば景気のサイクルが回ります。それまで退場せず、市場に参加し続けたいですね。

VIG、VOO、VTI、どれも魅力的です。どれかを取り入れるかもしれませんし、取り入れないかもしれません。私は、もう少し悩んでみたいと思います。

悩んでる過程で考えたことの一部を、拙い記事にしてみました。読んでいただきありがとうございました。

簡単ですが、参考になれば幸いです。

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