【増配株ETF】VIGは高配当ETFになり得るか

株式投資
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中流層のみなさん、こんにちは。むたろうです。

「収入は平均くらいですが、会社が嫌いなのでセミリタイアしたい」をコンセプトにブログを書いています。

会社をやめるために給与以外のCF(キャッシュフロー)を育てています。

米国株ETFも簡単に銘柄分散ができるため、ポートフォリオに取り入れています。

そんな米国株ETFのひとつバンガード・米国増配株式ETF(VIG)について、このETFが高配当ETFになり得るかということを考えてみました。

というのも、このETFは「増配株ETF」であって「高配当ETF」ではありません。現在(5/23)の分配金利回りは1%台後半と、お世辞にも高配当とは言えません。

しかし、「増配株ETFということは、長年保有していたらすごいことになるのでは?」と考えたので、簡単ですが検証してみました。

ちなみに私は保有していません。保有の検討にあたり考えてみたことを記事にしました!

→2020年7月にインデックス投資に転換

VIGの基本データ

  • ティッカー:VIG
  • 名称:バンガード・米国増配株式ETF
  • 対象:米国連続増配株
  • 運用開始:2006年
  • 経費率:0.06%
  • ベンチマーク:NASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックス
  • 組入銘柄:183銘柄(2020/4/30)
  • 分配金支払月:3,6、9、12月
  • 株価:113.67ドル(2020/5/23)
  • 配当利回り:1.85%(2020/5/23)

VIGは、米国株の中でも10年以上の連続増配実績を持つ銘柄で構成されるETFです。

世界で最も運用額の大きい投資信託会社であるバンガード社が運用しており、経費率は0.06%と非常に低いものとなっています。

また分配金利回りは1.85%となっており、高配当ETFと比べると低いですね。

構成銘柄上位は以下のとおりです。

バンガード社HPから

MSFT、PG、V、JNJなど構成銘柄上位には優良大型株がズラリと並んでいます。タバコや石油などの不良銘柄はいません。

構成セクターは以下のとおりです。

バンガード社HPから

資本財だけで約1/4を占めています。

過去10年の分配金と増配率

増配株ETFの名に恥じず、右肩上がりの分配金推移となっています。

細かいことを言うと、2012年から2013年は減配、2015年から2016年はほぼ横ばいです。

2011年から2016年までは結構乱高下しています。20%越えの年もあればマイナスの年もありますね。

2017年からは増配率も安定し、5%前後で推移しています。

2011~2019年までの9年間の平均増配率は8.22%

2017~2019年までの3年間の平均増配率は5.33%

2017年以前は増配率が安定していませんので、これからは2017年以降の5.33%を使います。2020年の見込み増配率は5.33%とし、通年の分配金額を算出しました。

2010年にVIGを買っていたら・・・?

高配当ETFと比べると利回りが見劣りするVIGですが、このVIGは見てのとおり10年以上連続増配中の優良大型株で構成されています!

連続増配ということは、一度買って持ち続けていれば勝手に利回りが上がっていくという夢のような現象を期待できます!

ここで、たらればの話になりますが、10年前にVIGを買っていたら、購入価格に対する分配金利回りはどうなっているか、を見てみたいと思います。

2010年5月24日のVIGの価格は45.95ドルです。

利回り比較

購入当時:2.28%(分配金、$1.048)

現在:4.89%(分配金:$2.2477,2020年見込み)

なんということでしょう!10年間の時を経て、VIGは立派な高配当ETFに生まれ変わりました!(ビ○ォーア○ター風)

これが連続増配の威力の恐ろしさであり、素晴らしさですね。購入当時と比較すると2倍以上となっています。

4.89%であればSPYD、VYM、HDVなどに引けを取らない(というかそれ以上)の利回りとなります。

さらに、45.95ドルから113.67ドルまで価格が上昇していますから67.72ドルの含み益が乗っていますので、もうホクホクですね。

この10年が米国株にとって良い時代だったことを差し引いても、十分魅力的に映ります。

VIGを今買って、2030年まで持っていたら・・・?

「来年の事を言うと鬼が笑う」と言いますが、ここは2030年、今から10年後を想定してみましょう。

投資において明日以降の予想がどれだけ意味を持つかはわかりませんが、想定として見てもらえればと思います。

2017年以降の増配率5.33%を用いて試算すると、分配金は以下のグラフのようになります。

2030年には分配金が3.7784ドルとなっています。

現在の価格113.67ドルです。

利回り比較

現在:1.85%(分配金、$2.0982)

2030年:3.32%(分配金:$3.7784)

あくまで想定ですが、2030年には3.32%の利回りとなっています。優良大型株で構成されたETFが利回り3.32%なら結構魅力的ですよね。

しかも連続増配ですから、その後も持ち続ければ持ち続けるほど、購入価格に対する分配金利回りは上がっていきます。価格も右肩上がりと想定すると、それなりの含み益も乗っているはずです。

FIREを目指している方にとっては、そのときの生活を想像すると非常にありがたいETFになるのではないでしょうか。

ちなみに2010年に45.95ドルで買った人は以下のようになります。

分配金利回り:8.22%

なんということでしょう!タバコや石油株に劣らない利回りですね!何度も言いますが、中身は優良大型株ですよ。よだれが出ますね。

【VIGは高配当ETFになり得るか】まとめ

表題に対する私の考えは、「時間を味方につければ、高配当ETFとなる」です。

価格と分配金の右肩上がりを信じるのならば、積み立てるよりは市場全体が調整したときにある程度まとまった額を投下したほうが、10年後、20年後のうま味がより大きくなると個人的には思います。

特に分配金については、10年以上連続増配中の銘柄で構成されている関係上、右肩上がりの可能性は高いでしょう。JNJなどの個別株で連続増配銘柄を選定するのもいいですが、ETFの方が銘柄入れ替えなどを自動でやってくれるので手軽ではありますね。

私はVIGを保有をしていませんが、どこかで大きな金額を投下してもいいな、と思っています。

簡単ですが、参考になれば幸いです。

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