【再発見】サラリーマンであることのメリット【社会保険を中心に】

節約・家計術
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中流層のみなさん、こんにちは。むたろうです。

「収入は平均くらいですが、会社が嫌いなのでセミリタイアしたい」をコンセプトにブログを書いています。

この記事を書いている現在(2020年3月13日)、世界で新型コロナウイルスが猛威をふるっています。

私にはウイルスそのものの猛威というより、感染拡大防止のためヒト・モノ・サービスの流れを止めてしまったことによる経済への影響が猛威をふるっているように見えます。

日経平均株価やダウ平均株価も史上に残る下落幅を記録しています。昨夜も米国市場で2回目のサーキットブレーカー発動となりました。

そんななかで、サラリーマンにはメリットもあるなあ」ということを感じたのでそれについて少し書いてみたいと思います。

私のセミリタイア願望はまったく変わりませんが。

サラリーマンであることのメリットは以下の目次のとおりです。

給与はある意味「不労所得」といえる

サラリーマンであれば毎月月給が支給されますが、この月給は本当に1か月の自分の働きを反映しているのでしょうか?多くの人は違うと言うでしょう。

外資系企業などは自分の業績に応じて翌年の年収が決まるなど実績主義的なところもあるかもしれませんが、むたろうが勤める会社を初め、まだまだ年功序列的な給与制度を取っている企業も多いと思います。

いませんか?大して働きもしないのに給与も年齢も高い人が。

私はこれ、ある意味賢いなと思っています。

責任も業務量もあまりなく、出世コーストップに比べたら多少給与額は落ちるものの、それなりの額がもらえる。大企業なら、まだそこまでリストラにおびえることもない(ファミマなどが動き始めていますけどね、早期退職)。

こうなってしまえば、もはや給与は「不労所得」に近しいものになってしまいます。

不況の際も、黙って会社に行き続ければ給与は振り込まれます。仕事がなくなり無収入になることに怯える個人事業主とは天と地の差があります。

「景気悪いなぁ。ボーナス減っちゃうかな。」くらいで済むわけです。

ある意味「 (嫌な部分に目をつむって) 会社に行きさえすれば、お金がもらえる」という点では、「不労所得」と言えるのではないでしょうか?

ただ、私のように「会社に行きさえすれば」の部分が我慢ならず、時間の無駄に思えてしまう人にはあまり魅力的に映らないかもしれませんね。

個人事業主に比べて社会保険が手厚い

個人事業主=国民健康保険、国民年金保険

サラリーマン=健康保険(組合健保、協会けんぽ等)、厚生年金保険、雇用保険

上記のように、個人事業主とサラリーマンでは支払う保険料の種類が違います。組合健保は企業単体や複数で作る健康保険組合のこと(主に大企業)、協会けんぽは中小企業が加入する健康保険です。

ここで31歳、年収580万円のサラリーマン(私)と被課税利益が580万円の個人事業主の令和2年度の社会保険料をざっくり比べてみます。

サラリーマン

月収36万円(標準報酬月額38万円)協会けんぽ(東京都と仮定)

・健康保険料 本人18,753円 企業18,753円(合計37,506円を労使折半)

・厚生年金保険料 本人34,770円 企業34,770円(合計69,540円を労使折半)

・雇用保険料 本人1,080円 企業2,160円(合計:月収36万円×9/1000=3,240円を企業2/3、本人1/3で負担)

本人負担額合計:54,603円

協会けんぽ保険料はこちら、雇用保険料率はこちら(令和2年も同率予定)

個人事業主

・国民健康保険料 43,313円(港区で試算)

・国民年金保険料 16,540円

負担額合計:59,853円

国民健康保険料(港区)はこちら、国民年金保険料はこちら

ざっくりながら計算すると月額5,000円ほどの差になりました。両者とも、40歳以上になるとこれに加えて介護保険料の負担も始まります。

実際、個人事業主は経費などをうまく使えばもう少し下げられると思います。そうなると月額の負担ではそこまで差がないように思えます。

しかし、個人事業主が加入する国民健康保険は、家族が増えた場合その扶養家族の分も一定額保険料を支払う必要が出てくるので、負担が増します。

反対にサラリーマンの加入する健康保険は「扶養家族」の概念があるので、家族の収入が一定以下の場合扶養家族と認められ、保険料を負担することなく扶養家族も医療費が3割負担で済みます。これはサラリーマンの大きなメリットです。

加えて、サラリーマンは企業と折半しながら厚生年金保険料も支払っています。つまり将来受け取る年金額が個人事業主に比べて高くなります。

また雇用保険も企業が2/3を負担してくれながら支払っていることで、失業した際の失業給付職業訓練給付、さらに産前産後期間中の出産手当金や育児休業中の育児休業給付金なども受け取ることができます。

この雇用保険、サラリーマンの一番のメリットではないかと思っています。

このように負担額としてはそこまで大きな差がないとはいえ、サラリーマンは企業側にも負担をさせつつ、個人事業主よりも手厚い保障を受けることができます。

サラリーマンである間は、このメリットを十分に享受していきたいですね。

給与は毎月のCFとして、景気後退期に役立つ

わたしはCFが大好きです。

毎月決まった日に、ある程度まとまった額が振り込まれるのは幸せです。

この幸せに浸かりすぎると中毒となり、サラリーマンという沼から抜けられなくなるため注意が必要です。

ですが、最近の株価暴落のような場面ではこのCFが大変生きてきます。

株式専業投資家と違い、株式市場とは関係ないところから購入資金を調達できるわけですから、暴落する市場に買い向かっていくことができ、それが将来の資産増につながります。

このメリットは、こういった市場の暴落時に一番感じることができますね。私もこんな暴落は初めてなのですが、辞めたいと思っているサラリーマンに救われている感が悔しいです(笑)

社会的ステータスがある=融資に強い!

合コンしたい企業ランキングとか、就職したい企業ランキングなどがある時点で、サラリーマンは社会的ステータスの意味合いが強いことも想像できると思います。

しかし、ランキングに入っている企業にいるからと言って合コンでモテるとも思えませんし、「就職してよかった!」と思えるわけではありませんので、実益はないかのように思えます。

しかし!

私が今までで一番このステータスのメリットを実感したのは、不動産投資用の収益物件を購入する際の融資審査の場面です。

会社員は強い!公務員・大企業会社員はもっと強い!!

自宅を購入する際の住宅ローンについても同じことが言えます。

この点でサラリーマンと個人事業主では大きな差があると思います。

ですので、不動産投資はサラリーマンの副業に向いているとも言われるんですね。

会社のお金でいろいろできる=貴重な経験をタダで!

まず思いついたのが海外出張でしょうか?

私は一度ロサンゼルスに行くことができました。あとは国内がほとんどですが、それでも北海道から九州まで色々なところに行けました。もちろん自分の懐は痛めずに。

旅行が好きな自分にとって、出張はサラリーマン生活の数少ない楽しみです(笑)

また、個人ではできないような大きなお金が動くプロジェクトに参加できることも、まさに会社の看板を背負って仕事をするサラリーマンならではのメリットかもしれませんね。

しかし、仕事にやりがいを求める方にとってはこういった点も魅力的に映るのかもしれませんが、大きなプロジェクトよりも定時退社を求める私にはメリットとなり得ません(笑)

将来の起業時にも役立つ人脈が手に入る

サラリーマンをしていると社内はもちろん取引先や関連会社などなど、社内外問わず多くの人たちと接点を持つことになります。

「なんだ、こいつ」と思ってしまう人間が多々いる一方で、素晴らしい人間性を持った人と出会うこともあります。

また、現在の本業と同じ分野で独立して起業するという人にとっては、本業のビジネスの顧客というのは将来の自分の事業の顧客となり得ます。

一から顧客開拓するよりも、サラリーマン時代の関係性を足掛かりに開拓していくことで、起業直後の収益の安定性などにもつながっていくと言えそうです。

このようにお金に直結するしないに関わらず、個人事業主よりも多くの人たちと出会える可能性が高いというのもサラリーマンのメリットと言えるかもしれません。

【再発見】サラリーマンであることのメリット【社会保険を中心に】のまとめ

社会保険を中心にサラリーマンであることのメリットを書いてみました。

セミリタイアしたい人間が書くブログなのに、いきなりサラリーマンのメリットについて書いてしまいました。

ですが、サラリーマンのメリットの中には、セミリタイアしたら失うものも多いと思います。

企業という組織にいることのメリットが手厚い保障・ステータスであり、デメリットが人間関係の面倒くささ、自由の利かなさとも言えるでしょう。世の中万事トレードオフの関係にあるものと思います。

デメリットについては、こちらの記事の「会社が嫌いな理由」の中でたくさん挙げています↓

私自身は、自分や家族が健康で自由に使える時間こそが最上に価値あるものだと思います。

その前では、サラリーマンのメリットも霞んでしまいます。

ですので、サラリーマンである間はこのメリットを存分に使い倒しつつも、セミリタイアに向けて邁進していきます。

参考になれば幸いです。

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