中流層のみなさん、こんにちは。むたろうです。
「収入は平均くらいですが、会社が嫌いなのでセミリタイアしたい」をコンセプトにブログを書いています。
経済的に自立して会社をやめるために不動産投資と株式投資をしています。株式投資は、2020年7月に全世界株式インデックス投資に転換しました。
インデックス投資とは一般的に
日経平均、S&P500などの株価指数に連動する金融商品を使って行う投資
であることは知られています。
しかし、どこまでが「インデックス投資」と言えるのか、素朴な疑問が生まれましたので、簡単に様々な派閥を考えてみました。
以下の記事、半分ネタが入っているので真に受けないようご注意ください(笑)
インデックス投資の様々な派閥?紹介
簡単に言えば、「どの指数までの連動をインデックス投資として認めるか」の違いです。
ではどうぞ!


①幅広く分散された時価総額加重インデックス1本!派
インデックス投資の本質を体現。原理主義。
現代ポートフォリオ理論や効率的市場仮説に基づけば、幅広く分散された時価総額加重指数はそれ1つで芸術作品のように完成されたもの。何も加える必要はないし、何も引く必要はない。
つまり、それに連動する投信やETF1本のポートフォリオが最も効率的であるので、それ以外は持つ必要がない。それ以外はインデックス投資と認めない。
凡人が、手間をかけず、長年に渡って最高点を取るならこの手法が良いと信じてる。
私もそう思いますが、趣味枠や優待枠が少しあっても良いのでは、とも思います。
この理論を振りかざしてイキってると嫌われがち(笑) この前そんなことを指摘して炎上しているツイートがありましたね(笑)
②時価総額加重平均インデックス組み合わせてもいいんじゃない?派
時価総額加重平均インデックスに投資していれば「インデックス投資」なのではと考える派。
指数連動の投信やETFは1つじゃなくて、たくさん持っても良いと考える。
Twitterでよく見るのが、「VOO+VTI」「VTI+VT」など。さらには「VOO+VTI+VT+α」など。
個人的には、構成銘柄被りまくってるのは気にならないのかなとも思う(特に3つ目)。VTI+VTなんて6割くらい銘柄が被っているのでは?
まぁ、ETFの構成銘柄を見ずに、ETFそのものを1つの銘柄と考えれば、「全米」と「全世界」に投資しているという考えもわからなくはない…。
ちなみに最近よく見るのが、「VTI+QQQ」「VOO+QQQ」。この辺なら市場平均を超えられると言うことだが、長年に渡って超えられるかどうかは未知数。
③PFの基礎部分がインデックスなら良い派
例えば、自分のポートフォリオのうち50%がVTIなどの時価総額加重平均インデックスならインデックス投資でしょう、と考える派。Twitterでよく見る。
土台を時価総額加重平均インデックスで固めて、残りの個別銘柄で勝ちに行く。個人的に、②よりはこちらの方が分かる。
ただ、個別銘柄を扱うので、インデックス投資の「楽な部分」を完全に放棄。
決算チェックや個別銘柄ニュースを追う必要はあり。気絶して積立てはできない。個別銘柄が趣味として楽しめる人は良いが、そうでなければ①にした方が良いかも。私はそう考えて①にしました(笑)
④NASDAQ100だってインデックスじゃない?派
議論が分かれ得るNASDAQ100という指数。つまりQQQ1本は純粋なインデックス投資(①)なのかという議論。
ちなみにNASDAQ100は、時価総額加重平均指数だがNASDAQ市場の上位100銘柄のみで金融銘柄を除いている。
インデックス原理主義者からは、「幅広く分散されていない」という点でインデックス投資ではないという批判を浴びる。確かにGAFAM銘柄だけで構成割合の約半分を占めていますので、幅広く分散されているとは少し言い難いような…。
「NASDAQ市場の上位100銘柄のみ」「金融銘柄は意図的に除外」このあたりをどう考えるかですね。
現在絶好調のQQQが将来も好調を維持し続けるのか、それとも今後はITバブル崩壊後の10年間のようなパフォーマンスになるのか。注目ですね。
⑤SPYDやVYMだって指数に連動してるじゃん!派
SPYD = S&P500高配当指数
VYM = FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックス
高配当系ETFも上記指数に連動しているので、すっごく幅広い意味で言えば、これら高配当系ETFもインデックス投資です。
ただ、指数の内容が時価総額加重平均でなかったり、利回りが平均以上のもの、という制限がある点でこれをインデックス投資と言うのは少し厳しいような…(笑)
しかし、「指数に連動する」という点だけ見れば立派なインデックス投資です。
⑥ETFなんてすべてインデックス投資!派
⑤を突き詰めると、ETFは基本的に何らかの指数に連動しているのだから、ETFを買っていれば立派なインデックス投資家だ!ということができます。
アクティブ運用の投信以外はすべてインデックス投資と言えますね。
まとめ
手軽で、幅広く分散させられて、そして好成績が残せる可能性が高いということで人気のインデックス投資です。
よく見てみると、色々な考えでインデックス投資をしている人がいるなと思ったのがきっかけで、派閥をまとめてみました(笑)
②や③の方をよく見る気がしますね。あと①もそれなりにいると思います。
特に派閥同士戦わせる意図もなく、どこかの派閥を非難する意図もなく、ただ単にまとめて整理してみたかっただけでした。
ということで、ここまで読んでくれた方は、ありがとうございました。
それでは。
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