【銘柄紹介】IBM(IBM)【情報技術セクター・高配当】

株式投資
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中流層のみなさん、こんにちは。むたろうです。

「収入は平均くらいですが、会社が嫌いなのでセミリタイアしたい」をコンセプトにブログを書いています。

会社をやめるために給与以外のCF(キャッシュフロー)を育てています。

高配当株からの配当金もその1つで、高配当株投資を始めてちょうど1年が経ちますが、年間14万円ほどの配当金が入るまで育ってきました。

スタイルは高配当株ETFを中心に個別株を織り交ぜる方法をとっています。

→2020年7月にインデックス投資に転換

その中の銘柄の1つ、IBM(IBM)について簡単に紹介します。

4/20発表の2020年1Q決算も反映させてます!

IBMの基本データ

  • 本社:ニューヨーク州アーモンク
  • ティッカー:IBM
  • 設立:1911年
  • 従業員数:約38万
  • セクター:情報技術(Information Technology、GICS分類)
  • 決算:12月末日
  • 配当金支払月:3,6,9,12月
  • 株価:120.41ドル(2020/4/20)
  • 配当利回り:5.38%(2020/4/20)

IBMは世界でも有数のIT企業で、170か国以上で事業展開をしているグローバル企業です。コンピュータ関連製品やサービスを提供しています。

IBMの研究所所属の社員がノーベル賞を受賞するなど基礎科学研究にも注力しています。その結果、年間米国特許取得件数27年連続首位(2019年)という記録を持っています。

過去にもATM、バーコード、ハードディスクなどの製品を開発し、世界経済の発展に寄与してきました。

と、ここまで見ると素晴らしい企業に見えますが、近年株価はまったく冴えない感じとなっています。

売上の内訳(2020年1Q)

・Cloud & Cognitive Software(ソフトウェア事業)が約29.8%

・Global Business Services(コンサル事業)が約23.5%

・Global Technology Services(IT環境整備・保守事業)が約36.8%

・Systems(サーバ整備・保守事業)が約7.8%

・Global Financing&Other(ファイナンスその他)が約2.1%

この中で売上が伸びているのはクラウド事業のみですので、苦しい状況がうかがえます。

2020年1Q決算でも、クラウド事業は7%の売上増加となっていますが、他の事業は横ばいかマイナスです。

というのも現在同社は事業モデルの転換中で、今後はクラウドやAIを事業の主力としたい考えです。

AI部門では「拡張知能・ワトソン」を開発したり、クラウド部門ではソフトウェア会社レッドハット社を2019年に買収したりと動きを見せています。

そしてこの4月からはクラウド部門出身者がCEOに就くなど同社の意気込みがうかがえますが、今後マイクロソフトなどのクラウド事業先駆者たちとの競争が注目されます。

IBMの売上等推移

データはモーニングスター及び公式IRから持ってきています。

2020年1Qまでの情報です。

同社が事業モデルの転換に苦しんでいる様子が伝わります。

売上・利益ともに右肩下がり。2020年1Qも利益がほとんど出ていません。

クラウドが好調でも他事業の不調っぷりが足を引っ張る形となっています。

IBMのCF推移

私が、もっとも重要視するキャッシュフローです。

CFについても右肩下がりではあるものの、先ほどの売上や利益に比べると緩やかで、近年はほぼ横ばいと言っていいでしょう。

まだ同社は現金を稼ぐ力は失っていません。

私にとってこの点は安心材料です。現金が回っているうちは企業は死にません。

IBMの配当推移等

配当の継続性には問題はなさそうです。

調整後EPS、一株あたりのフリーCFともに配当額を大きく上回っています。

2020年1Qは少し厳しめですがまだ1Qですので、今後の動向には注目です。

なお同社は連続増配24年と配当貴族一歩手前となっています。

今年の増配はまだ発表されていませんが、2020年1Qでは配当の継続は宣言されました。

IBMのバランスシート

2019年末のバランスシートです。

買収によりのれんが増加し無形固定資産が多くなっています。

また自己資本割合が低く長期借入金なども多いのが気になります。

借金をして企業買収をしているということですね。

しかし、キャッシュを稼げているのですぐに問題にはならなそうです。

2020年1Q決算について

2020年1Q

売上高:176億ドル 前年同期比-3.36%

調整後純利益:16.5億ドル 前年同期比-17.9%

調整後EPS:1.84ドル 前年同期比-18.2%

こう見るとボロボロですね・・・。売上はそこまで変わらないのに利益が落ちてるのは主に販管費の増加によるものです。

クラウド部門の成長が救いです。

2020年通期ガイダンス(予想)

2019年4Qで示されていた2020年通期予想は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響に照らして撤回されました。

2Q決算時に再計算して発表されます。ただ、同社の顧客にはコロナウイルスの影響はあまり出ていないということです。

IBMのまとめ

売上・利益については右肩下がりで、2020年1Q決算についても冴えませんでした。

あのバフェット氏もすべて売り払ってしまったということでIBMに愛想を尽かした人も多いと聞きます。

永遠の不発弾と揶揄されることも・・・(笑)

ただ同社のCFに目を向ければキャッシュは稼げていますし、配当性向にも余裕があります。

今までも事業転換を繰り返しながら生き残ってきた企業ですので、今後もレッドハット社を買収したクラウド部門を伸ばして行ってくれるものと信じます。

それまでなるべく安値で仕込んで、配当をもらいながらそのときを待とうと思います。

保有状況等

私はIBMを2株保有(2020/3末現在)しています。

コロナウイルスで株価が大きく下落した3月に2株拾えました。

現在の株価は120ドルでまだ割安だと思いますので、今月も買い増す予定です。

参考になれば幸いです。

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