【銘柄紹介】シスコシステムズ(CSCO)【高配当・ウェブ会議】

株式投資
この記事は約6分で読めます。

中流層のみなさん、こんにちは。むたろうです。

「収入は平均くらいですが、会社が嫌いなのでセミリタイアしたい」をコンセプトにブログを書いています。

会社をやめるために給与以外のCF(キャッシュフロー)を育てています。

高配当株からの配当金もその1つで、高配当株投資を始めてちょうど1年が経ちますが、年間14万円ほどの配当金が入るまで育ってきました。

スタイルは高配当株ETFを中心に個別株を織り交ぜる方法をとっています。

→2020年7月にインデックス投資に転換

その中の銘柄の1つ、シスコシステムズ(CSCO)について簡単に紹介します。

今をときめくウェブ会議銘柄です!2020年3Q決算を載せたよ!

シスコシステムズの基本データ

  • 本社:カリフォルニア州サンノゼ
  • ティッカー:CSCO
  • 設立:1984年
  • 従業員数:約7万2800人
  • セクター:情報技術(Information Technology、GICS分類)
  • 決算:7月末日
  • 配当金支払月:1,4,7,10月
  • 株価:41.95ドル(2020/5/14)
  • 配当利回り:3.43%(2020/5/14)

シスコシステムズは世界最大のコンピュータネットワーク機器開発会社です。

ITバブル時には時価総額世界第一位にまでなっています。

日本国内のウェブ会議システムシェア(2019年)は堂々の1位です。

職場のウェブ会議システムがシスコ製の人は結構多いのではないでしょうか。

弊社もそうですし、妻の勤める企業もビデオ会議は後述するWebexだということです。

同社のビデオ会議アプリ「Webex」はコロナウイルス対策でリモートワークをすすめる企業で多く取り入れられており、3月には過去最多の3億2400万人の利用者を記録したというニュースが出ていました。

さらに、4月には「webex」利用者数が以前の3倍、全世界で5億人を超えたという発表もなされました。

売上の内訳(2020年3Q)

・ネットワーク機器(ルーター開発など)が約53.6%

・アプリケーション(前述のビデオ会議アプリなど)が約11.4%

・セキュリティ(ネットワークセキュリティ商品)が約6.5%

・サービス(システムサポートなど)、その他が約28.5%

地域別売上(2020年3Q)

・米国 約59.3%

・ヨーロッパ、アフリカ、中東 約26.3%

・アジア環太平洋 約14.4%

売上のほとんどが米国であり、ネットワーク機器の開発が最多となっています。

しかし、ネットワーク機器の売上は近年横ばいで増えておらず、どちらかというとアプリケーションやセキュリティ部門が伸びてきています。

機器を作って売る会社から、その先のサービスをアプリという形で提供したり、セキュリティサービスを提供したりというサブスクリプション型のビジネスモデルに変わってきていますね。

シスコシステムズの売上等推移

データはモーニングスター及び公式IRから持ってきています。

2020年3Qまでの情報です。

少しずつではありますが、売上は右肩上がりです。

2018年の純利益がほぼなくなっているように見えますが、米国の税制改革法により大きな税額を支払ったからです。その影響を考慮しなければ121億ドルとしっかりと利益を残しています。

営業利益率の高さも目を引きます。近年では25%以上で安定しています。日本企業では一桁台も多い中、これは素晴らしい数字ですね(もちろん業種ごとの違いもありますが・・・。)

2020年3Qでもきちんと売上・利益ともに積みあがっています。

シスコシステムズのCF推移

投資CFが非常に少ないため、営業CF=フリーCFという図式が成り立っています。

投資CFが少ないのは、同社はネットワーク機器を顧客に提供するものの、その顧客がその費用を負担する図式になっているためです。

この、企業が自由に使えるフリーキャッシュが多いというポイントに、私はやはり安心します。

このキャッシュが配当支払いや自社株買いなどの株主還元に生きてきます。

シスコシステムズの配当推移等

同社は2011年から配当の支払いを開始しています。

そこからは毎年大幅な増配を続けており連続増配9年となっています。

前述のフリーCFを株式数で割った1株あたりのフリーCFは、1株あたりの配当金額を毎年上回っています。

この調子なら、今後も増配余地は大きく、増配を続けてくれるものと期待できます。

2020年3Qまで見ても配当性向は依然として低く問題ありません。

2020年4月支払い分から一株あたり0.36ドルに増配されており、向こう一年間の配当見込み額は1.44ドルとなっています。

シスコシステムズのバランスシート

2019年末のバランスシートです。

無形固定資産が多めで、そのほとんどはのれんです。

買収を続けている結果ですね。

借入金はそこまで多くなく、財務的に大きな問題があるようには見えません。

2020年3Q決算について

2020年3Q決算

売上:119.8億ドル 前年同期比:-7.5%

調整後EPS:0.79ドル 前年同期比:+1.2%

前年同期より売上減となるものの調整後EPSは微増。また、予想(119.1億ドル、0.71ドル)を上回りました。

非常に厳しい環境の中で利益を確保し、調整後EPSも成長したと言っています。また、サブスクリプションによる収益がソフトウェア収益の74%を占めるようになり、前年から9ポイント上昇しました。サブスクリプションの割合が増えるのは良い傾向かと思います。

2020年通期ガイダンス(予想)

2020年4Qガイダンスが

売上:前年同期比-8.5%~-11.5%、調整後EPS:0.72~0.74ドル

となっていますので、通期だと

売上:490~494億ドル 前年比:-5.6%~-4.8%

調整後EPS:3.13~3.15ドル 前年比:+1%~1.5%

ほどの予想でしょうか。売上は落ちるものの調整後EPSは伸ばせそうですね。

シスコシステムズのまとめ

高収益体質で、配当や自社株買いで株主還元も積極的に行っている企業です。

業績についてもコロナウイルスの影響は受けておらず、むしろリモートワーク文化が急速に推し進められたことで、同社の強みは今後より生きてきそうです。

ただ、ウェブ会議銘柄はコロナショックにより戦国時代となってきています。ズーム、マイクロソフト、フェイスブックなどがこの分野ではライバルとなりそうです。

また産業IoTの普及を見据え、ワイヤレス製品の開発にも力を入れてきているので、今後はそちらの部門での成長も期待できるのではないでしょうか。

そういった意味では今後にとても期待できる銘柄だと思います。

保有状況等

私はCSCOを9株保有しており、保有株式全体の約1.2%となっています。

他の高配当銘柄と比べると3%台の利回りはやや見劣りしますが、今後も増配を続けてくれれば、買値に対する利回りは次第に上昇するものと見込まれます。

今後も株価の状況を見ながらさらに買い増したいと思っています。

参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました