【銘柄紹介】ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)【高配当・ADR】

株式投資
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中流層のみなさん、こんにちは。むたろうです。

「収入は平均くらいですが、会社が嫌いなのでセミリタイアしたい」をコンセプトにブログを書いています。

会社をやめるために給与以外のCF(キャッシュフロー)を育てています。

高配当株からの配当金もその1つで、高配当株投資を始めてちょうど1年が経ちますが、年間14万円ほどの配当金が入るまで育ってきました。

スタイルは高配当株ETFを中心に個別株を織り交ぜる方法をとっています。

→2020年7月にインデックス投資に転換

その中の銘柄の1つ、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)について簡単に紹介します。

簡単に言うとキャッシュを作る力がすごい。うらやましい。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコの基本データ

  • 本社:ロンドン
  • ティッカー:BTI
  • 設立:1902年
  • 従業員数:約5万5,000人
  • セクター:生活必需品(Consumer Staples、GICS分類)
  • 決算:12月末日
  • 配当金支払月:2,5,8,11月
  • 株価:36.21ドル(2020/4/5)
  • 配当利回り:7.18%(2020/4/5)

ブリティッシュ・アメリカン・タバコは、一言で言ってしまえば世界最大規模のタバコ会社です。

タバコ会社は、日本のJTもそうですが、他の会社を買収しながら成長しています。

BTIもアメリカ2位だったレイノルズというタバコ会社を2017年に買収し、大きく成長を遂げました。

販売する銘柄としてはダンヒル、ケント、ラッキーストライクなどです。

私は非喫煙者なのでまったく銘柄に詳しくないですが、ケント、ダンヒルなら聞いたことありますし、ラッキーストライクは友人が好きなのでよく知っています。

売上の内訳(2019)

・紙巻タバコ(タバコ葉を燃やすもの)が約89%

・加熱式タバコ(THP、タバコ葉を燃やさず加熱するもの)が約3%

・電子タバコ(Vapour、タバコ葉ではなく液体を加熱するもの)が約1.5%

・その他が約6.5%

地域別売上

・米国 約40%

・アジア 約20%

・アメリカ大陸、南アフリカ 約16%

・ヨーロッパ・北アメリカ 約24%

売上のほとんどが燃焼式タバコであり、地域ではアメリカが最多となっています。

イギリス本社の会社ですが、アメリカが最多となっているのは2017年のレイノルズ社買収の成果です。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコの売上等推移

データはモーニングスター及び公式IRから持ってきています。

2017年の純利益は、レイノルズ社買収と税制改革によるものですので、参考になりません。

ただ、買収以前は売上減少・利益横ばいだったのが、2017年以降は右肩上がりとなっているので、売上・利益的には買収は成功だったと見ていいのではないでしょうか。

特筆すべきは営業利益率の高さです。

30%から40%という高水準で安定しています。タバコ産業の利益率の高さがうかがい知れます。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコのCF推移

私が、自分の資産と同様にもっとも重要視するのがキャッシュフローです。

利益は誤魔化しが効きますが、キャッシュフローは誤魔化しは効かないなんて言いますしね。

グラフが美しいですね(笑)

タバコ産業は設備投資をあまり必要としないため現金の流出が少なく、投資CFが低く抑えられます。

その結果、営業CFから投資CFを引いたフリーCFが非常に高く出ます。

このフリーCFは、言ってみれば企業が自由に使える現金です。

そのフリーCFが毎年これだけ出ていれば、安心と言えるのではないでしょうか。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコの配当推移等

1株あたりの配当金は順調に増えています。連続増配20年の実力ですね。

前述のフリーCFを株式数で割った1株あたりのフリーCFは、1株あたりの配当金額を毎年上回っています。

2019年を見ても、稼いだキャッシュで配当金の支払いをしても半分余る状況ですので、増配余地もありそうです。

ただ、このグラフは英ポンド建てのグラフです。

ドルで配当金を受け取る場合、ドルーポンドの為替状況によってはドル建ての配当金が減ることもありますので注意が必要です。

ただADR銘柄ですので、NISA口座だと配当金がまるまる入金されるのは嬉しいところです。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコのバランスシート

2019年末のバランスシートです。

無形固定資産がとても多いのが気になるところですが、買収が多い実態を考えると、のれん等が増えていくのは仕方がないのかもしれません。将来の減損には注意したいところです。

とは言え、減損したとしてもそれは現金流出を伴わない損失ですので、CFには影響ないかな、とも思いますが。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコのまとめ

懸念材料

ここまで良いところを中心に見てきましたが、高配当株であるということは何かデメリットがあるから株価が下がり高配当になるということです。

デメリット

・喫煙者が減り、将来的にタバコ産業自体が縮小される。

・ESG投資の対象から外れ、機関投資家がタバコ株を買わない。

このあたりが考えられます。

ただ、途上国を中心にまだ喫煙者は微増するものと考えられていますので、市場はまだ少しは拡大余地がありそうです。

また、機関投資家が投資しないことで株価が上がりづらくなっているとは言え、配当金の支払いに問題がなければ良いかなと思っています。

配当金をKPIとする投資スタイルだからこそ言えることですけど。

保有状況等

私はBTIを55株保有しており、保有株式全体の約7%となっています。

ここから年間1万5,000円ほどの配当金を得られます。

今は全体の保有バランスを調整しているところですので、すぐに買い増しとはいきませんが、それが終われば買い増していきたい銘柄だと思っています。

2020/4/28に2020年第一四半期の決算がありますので、何かあれば追記したいと思います。

参考になれば幸いです。

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