【バンガード】VTの定点観測【2020年7月】

株式投資
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中流層のみなさん、こんにちは。むたろうです。

「収入は平均くらいですが、会社が嫌いなのでセミリタイアしたい」をコンセプトにブログを書いています。

経済的に自立して会社をやめるために不動産投資と株式投資をしています。株式投資は、2020年7月に全世界株式インデックス投資に転換しました。

米国株集中ではなくVT(全世界株式)にした理由はこちらの記事です。

今月もバンガード社HPにて、2020年7月末のデータが公開されましたので、同日時点のVTの定点観測記事を書いてみました。ご覧ください!

VTには、世界経済のエッセンスがすべて詰まっている。~むたろう~

前月末の記事です。

VTの基本データ【2020.7.31】

  • ティッカー:VT
  • 名称:バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
  • 対象:約47か国の大型・中型・小型株
  • 運用開始:2008/6/24
  • 経費率:0.08%
  • ベンチマーク:FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
  • 組入銘柄:8734銘柄(前月比+52)
  • 分配金支払月:3,6、9、12月

VTは全世界約47か国の大型・中型・小型株8000銘柄以上に、これ1本で投資できるETFです。特徴は小型株まで含まれていることと、構成銘柄数の多さ(8000銘柄以上)です。

ベンチマークである「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」は、FTSE社(ロンドン証券取引所の子会社で、指数算出を行う会社)が算出する時価総額加重平均型の指数で、全世界株式市場の時価総額の内、約98%をカバーしています。

一方、よく比較される「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の連動指数は「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」という違う指数です。ですので、どちらも全世界株式に投資ができる投資信託(ETF)ですが、連動する指数の中身はやや違っています。こちらは、小型株を含まない約2800銘柄で構成され、全世界株式市場の時価総額約85%をカバーしています。グローバル投資のインデックスとしてはこちらの方が有名みたいですね。ただ、指数の優劣については大きな違いはないと言って良いと思います。

2020/7/31現在の、その他の基本データは上記のとおりです。

銘柄数増加、株価の回復に伴いPER、PBR等の指数は上昇。米国株の好調により、米国外株式の割合は低下となっています。

地域別構成割合

次は地域別、国別の構成割合です。

時価総額加重平均なので、当たり前ですがアメリカ市場が最多。以下、日本、中国、英国、スイス、フランス、カナダと続きます。

意外にも、フランスやドイツと言った欧州の大国を抑えてスイスが上位にランクインしています。それだけ世界的な大企業が多いということですね。

そして、新興国市場として位置付けられている中国株もそれなりの割合で含まれています。新興国市場をすべて合わせると約10%の割合となります。今後、新興国市場が相対的に伸びることがあれば、この割合がじわじわ上がることとなるでしょう。そして、市場だけでなく、国そのものも同様です。

今後も、市場や国の割合推移に注目です。

右端の数字は前月と比較して、割合が何ポイント増減したかを記載してます。

一番割合が伸びたのは米国一番減ったのは日本ということになりました。

その他、欧州先進国も割合低下の一方、新興国は割合増加の国々が多かったようです。

月々の割合推移に各国市場の成績が表れてきているのが何とも面白いところです。

7月はアメリカと新興国が比較的堅調だったということがわかりますね。

構成銘柄

バンガード社HPから

上位10銘柄です。1~6位はGAFAMが占めています。アップルがマイクロソフトを抜いて1位となりました。時価総額が2兆ドルを超え世界一となった影響が出ていますね。

その他、先月10位のビザがネスレに抜かれトップ10陥落となりました。個人的には米国以外の企業に頑張ってもらいたいですね。

米国以外の企業に注目してみましょう(趣味)。

※()内は先月の順位。

10位(11位)ネスレ(瑞)

19位 ロシュ(瑞)

22位(41位)TSMC(台)

38位(43位)SAP(独)

39位(30位)ノバルティス(瑞)

46位(44位)トヨタ(日)

47位(51位)アストラゼネカ(英)

50位以下の米国外企業は上記のとおりです、アストラゼネカがトップ50入り。代わりにASML(蘭)が陥落です。

TSMCがインテルからの受注期待により高騰した影響で、大きく順位を上げています(41位→22位)

他に大きく順位を上げたのはコロナワクチンの開発も期待されるファイザー(33位→23位)と、旬な銘柄テスラ(40位→25位)です。

逆に大きく順位を下げたのは、決算が悪く失望売りを呼んだインテル(18位→30位)ですね。

日本株に目を移しましょう。

日本企業最高位は、順位を2つ下げたとは言え46位のトヨタで変わらず。

76位(95位)SBG

81位(93位)Sony

116位(110位)キーエンス

159位(170位)第一三共

163位(157位)武田薬品工業

169位(175位)KDDI

日本企業のランキング推移(趣味)はやっぱり楽しいです(笑)

ソフトバンクが大きく順位を上げましたね。

日本企業はこのランキングの下あたり、200位前後から急激に数が増えてきます。世界的大企業は少ない代わりに、中規模の優良企業が多いといった印象でしょうか。

とはいえ、国内だけで見れば立派な大企業なんですけどね・・・。

構成セクター

公式HPにはICBによる分類が掲載されています

セクター分類については以下の記事をどうぞ。

なお、セクター割合に大きな変化はありません。

分配金と増配率

VTは分配金利回りは意外と高く、現在2.17%(2020/8/23)となっています。

設定来の分配金は上記のとおりです。2014、2015、2016年で足踏みとなっています。

そして2020年もすでに2回分の分配金が発表されていますが、昨年の半分にも達していません。通年で見ると減配の可能性が高そうですね。

まだ2015年しか減配がないですが、2020年も減配となりそうですね。

ただ、私は分配金目的ではないので気にしませんし、すぐに再投資でVTをできるだけ買い増しするだけです。

株価の推移

yahooファイナンスから

年初来~2020/8/23までのチャートです。

VTI(紫)、VOO(ピンク)と比べるとコロナショック以降の株価の戻りに差が出ています。アメリカのGAFAMを中心としたハイテク銘柄の保有割合の差が表れていますね。

しかし、ついにコロナショック前の水準までは戻りました!

グローバル投資が分散投資の基本ということを考えて、今後も全世界株式に投資を続けようと思います。

まとめ

VTの定点観測まとめ、第2回でした。

先月と比較するとアメリカ市場の強さが際立ちましたね。しかし、意外と新興国市場も頑張っていたということをご存知でしたでしょうか。

台湾のTSMCも9%を超える高騰をしていたり、中国市場も比較的伸びました。

というように、世界のどの国の市場が伸びてもその恩恵にあずかれるのは全世界株式の良いところです。

VTの中身を見ることで、全世界の株式市場の現状や変化が見えてくるのは非常に面白いです。

(・・・日本市場も頑張れ)

どちらにしても全世界株式に投資をしていれば、一国の栄枯盛衰はあまり関係のない話です。淡々と毎月VTを買い増していこうと思います。

では、またバンガード社のVTのページが更新されたら、定点観測したいと思います。

参考になれば幸いです。

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